Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
たけ軽いものが宜い」
嘉「軽いものと仰しゃっても今上げるものはごぜえません、南瓜がちっと残って居ますし、柿は未だ少し渋が切れないようですが、柿を」
供「柿の樹はお屋敷にもあります」
秋「今日は来ないかの」
嘉「いえ急度参るに相違ごぜえません」
と云っている内に、只今の午後三時とおもう頃に遣ってまいりましたのは、飴屋の源兵衞でございます。
源「あい御免よ」
婆「はい、お出でなせえまし、さ、お上んなせえまし」
源「あゝ何うも草臥れた、此処まで来るとがっかりする、あい誠に御亭主此間は」
嘉「へえ、是はいらっしゃいまし、久しくお出がごぜえませんでしたな、漸々秋も末になって参りまして、毒虫も思うように捕れねえで」
源「これ/\大きな声をするな、是れは毒の気を取って膏薬を拵えるんだ、私は前に薬種屋だと云ったが、昨日婆さんに会った、隠し事は出来ねえもんだ、これは口止めだよ、少しばかりだが」
嘉「どうもこれは…」
源「其の代り他人に云うといけないよ」
嘉「いえ申しませんでごぜえます」
源「私も十露盤を取って商いをする身だから、沢山の礼も出来ないが、五両上げる」
嘉「えゝ、五両……魂消ますな、五両なんて戴く