Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

數「いや成程これは綺麗、あい/\、成程松蔭年を老っても酌はたぼと云って幾歳になっても婦人は見て悪くないもんだの、むゝう、中々どうも……何てえ名だなに、小玉か成程、どんずり奴の男がいる、あれは何だ」

幇間「えゝ手前は鳥羽屋五蝶と申します幇間で」

數「ほゝう、なに太鼓を叩くか」

五「いえ、只口で叩きます」

數「口で太鼓を…唇でかえ」

五「いえ、なに、太鼓持で、えへゝゝ」

數「うん成程、口軽なことをいう、幇間か、成程聞いていた、中々面白い頭だの」

五「へゝゝ、どうも未だどんずり奴でございます」

數「太皷持の頭は、皆此様なかえ」

五「皆お揃いと云う訳ではございませんが、自然と毛が薄くなりましたので」

數「いや形が変って妙だ、幇間は口軽だというが、何か面白いことを云いなさい」

五「これは恐入りましたな、御家老さま、改まってこれを云えと仰せあられますと困りますが……喜三郎こゝへ出なよ、金公や此処へ出なよ」

喜「口軽なんぞ迚もお目通りは出来ないというのは何うだ」

五「何だえ、それは」

喜「足軽という洒落だ」

五「縁が遠いの、口軽と足軽では」

數「私は酒が頓といかん、岩越一盃やれ」