Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

千「何うかして少しお気をお晴しなさると宜いが、私はもういけない、所詮死ぬからなんて御自分の気から漸々御病気を重くなさるのだから困るよ、今朝はお医者様を有難う、早速来て下すったよ」

丹「参りましたかえ、あのお医者さまはえらい人でごぜえまして、何でもはア此の近辺の者で彼の人に掛って癒らねえのはねえと云う、宅も小さくって良いお出入場も無えようだが、城下から頼まれて、立派なお医者さまが見放した病人を癒した事が幾許もありやすので、諸方へ頼まれて往きますが、年い老って居るから診ようが丁寧だてえます、脉を診るのに両方の手を押めえて考えるのが小一時もかゝって、余り永いもんだで病人が大儀だから、少し寝かしてくんろてえまで、診るそうです」

千「誠に御親切に診て下さいますけれども、爺や彼の先生の仰しゃるには、朝鮮の人参の入ってるお薬を飲ませないとお母さまはいけないと仰しゃったよ」

二

其の時に丹治は首を前へ出しまして、

丹「へえー何を飲ませます」

千「人参の入ってるお薬を」

丹「何のくらい飲ませるんで」

千「一箱も飲ませれば宜いと仰しゃったの」

丹「それなら何も心配は入りません、一箱で一両も二両もする