Japanische Klassiker mit Furigana
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しちひゃくごじゅっく
虚子五句集(下)〔全2冊〕
高浜 虚子
Lesen Sie 虚子五句集(下)〔全2冊〕 (しちひゃくごじゅっく) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.288 Zeichen · 78 Bildschirme
九月五日 艶寿会。
秋晴の翳の濃ゆさやものの隈
九月六日 草樹会。大仏殿。
その月を見たりしといふ誇りあり
九月七日 九代目市川団十郎五十年祭の句を三升より徴されて。
こゝに我が句を留むべき月の石
九月十六日 長瀞の河心より採取せし句碑の石の写真を見て。
けふの月よからんと云ひ別れけり
九月二十二日 句謡会。草庵。
何もせで一日ありぬ爽やかに
九月二十三日 鎌倉玉藻会。英勝寺。
俳諧の月の奉行と今までも
九月二十三日 去来二百五十年祭典祝句。
人会しすぐ散らばつて秋の晴
十月四日 草樹会。大仏殿。
川音の高まり長き夜はくだち
十月七日 山中俳句会。鹿野尚生の寺、薬師寺にて。
稲の道車を駆りて故人訪ふ
十月七日 非無和尚を明達寺に見舞ふ。立子、柏翠夫妻と共に。
人の世の虹物語うすれつゝ
十月八日 三国虹屋にて。柏翠新婚披露。永諦の寺にて句会。
湖中句碑蘆の嵐につゝまれて
十月十日 昨夜堅田、余花朗居に泊る。真砂子も来り加はる。湖中句碑を見る。
炉の隅に線香を立てゝ話しけり
十月十日 叡山横川政所に泊る。
わが墓に散華供養を受くるところ
十月十一日 虚子塔前にて座主以下逆修石塔開眼式あり。年尾、汀子、初也も来り加はる。