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Japanische Klassiker mit Furigana

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せいようにんじょうばなし えいこくこうしジョージスミスのでん

西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝

三遊亭 円朝

Lesen Sie 西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝 (せいようにんじょうばなし えいこくこうしジョージスミスのでん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 74.872 Zeichen · 146 Bildschirme

Aozora Bunko

所が、間(ま)が悪くなりますと何をやっても損をいたしますもので、彼(あれ)をやって損をしたからと云って、今度は是(こ)れをやると又損をして、遂(つい)に資本(しほん)を失(なく)すような始末で、仕方がないから店をしまって、八丁堀亀島町(はっちょうぼりかめじまちょう)三十番地に裏屋住(うらやずま)いをいたして居りますと、母が心配して眼病を煩(わずら)いまして難渋(なんじゅう)をいたしますから、屋敷に上げてあった姉を呼戻し、内職をして居りましたが、其の前年(まえのとし)の三月から母の眼がばったりと見えなくなりましたゆえ、姉はもう内職をしないで、母の介抱ばかりして居ります。重二郎は其の時廿三歳でございますが、お坊さん育ちで人が良うございますから智慧(ちえ)も出ず、車を挽(ひ)くより外(ほか)に何も仕方がないと、辻へ出てお安く参りましょうと云って稼いで居りましたが、何分にも思わしき稼ぎも出来ず、遂(つい)に車の歯代(はだい)が溜(たま)って車も挽けず、自分は姉と両人で、二日(ふつか)の間は粥(かゆ)ばかり食べて母を養い、孝行を尽(つく)し介抱いたして居りましたが、最(も)う世間へ無心に行(ゆ)く所もありませんし、何(ど)うしたら宜(よろ)しかろうと云うと、人の噂に春見丈助は直(じ)き