Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
「ふんしょじだい」のしゅつげん
論理とその実践――組織論から図書館像へ――
中井 正一
Lesen Sie 論理とその実践――組織論から図書館像へ―― (「ふんしょじだい」のしゅつげん) von 中井 正一 (なかいまさかず) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 57.021 Zeichen · 120 Bildschirme
私は頭を垂れてそれをきいていた。
個人の決意の力にのしかかる集団の決議の力は、かくも断層の差をもって押しかかるかと思われるほどであった。また心の隅には戦いが初まって以来、かかる意味の大衆の拍手の嵐の中に、生きていつの日にか面し得ると、乾きに乾いたものがあって、今、それが、スポンジがぬれてゆくようにふくれ上ってゆくものがあった。
私はとうとう黙ってしまった。そして、私もとうとう笑ってしまった。「あはははーっ」と、多くのつぶらな眼も笑ってしまった。彼等は審査請求書を書きあげて、期限の日の夜の十一時四十五分、ちょうど時間一杯というときに県庁にもち込んだのだそうである。
中立で立つのか、社会党から立つのか、もみにもんだ。凡てを推せん団体に委ねている私は案外暢気であった。しかし四囲の事情は引くにひけぬ情勢となって行った。社会党の人々は費用二十万円は最低要るといっていた。私は代表者の会合で、民主陣営から立候補する場合、三万円以上の金で立っては必ず不純な要素が加わって来るから、この限界内で戦う旨を宣した。そして友人に私のこれまでのかいたものを集めて、二冊の本にすること、そしてその費用の前借をはがきで頼んだ。