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Japanische Klassiker mit Furigana

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まめせんすいていのゆくえ

豆潜水艇の行方

海野 十三

Lesen Sie 豆潜水艇の行方 (まめせんすいていのゆくえ) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 20.245 Zeichen · 41 Bildschirme

Aozora Bunko

豆潜水艇は、トラックのうえで、ごとんごとんと、ゆれています。

トラックの運転台では、運転手と、その横にのっているトニーという外人とが、英語で話をはじめました。

「トニーの旦那、ちょっとうしろを、みてください」

「なんだって、うしろをみろというのかね」

「なんだか、うしろでごとんごとんといっているが、大丈夫ですかい」

「なに、ごとんごとんといっているって。あ、そうか。ひょっとしたら、豆潜水艇が、車の上からすべりおちそうになったのかもしれない。まてよ、いましらべてやる」

トニーは中腰になって、うしろへ懐中電灯をてらしてみました。

「大丈夫だよ。綱はちゃんとしているよ」

トニーは、バスと車体とをむすびつけている綱のむすび目が、しっかりしているのをみて、安心したのでありました。

そういわれて、運転手は、

「そうですかねえ。しかし、ごとんごとんと、いっていますよ。ふしぎだなあ」

「それは、お前の気のせいだろう」

「そうですかなあ」

運転手の耳には、トニーにはきこえない変な音がかんじるのでしょうか。

しばらくたって、運転手はまたトニーにはなしかけました。

「あ、またきこえた。