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Japanische Klassiker mit Furigana

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うしすてばうますてば

賤民とは何か

喜田 貞吉

Lesen Sie 賤民とは何か (うしすてばうますてば) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 116.870 Zeichen · 229 Bildschirme

Aozora Bunko

犬は夜を守り、猟の手伝いをする。また猿は人間に一番近い動物であるから、人情上殺して喰うには忍びないという意味である。さればこれは単に肉食の禁というのとは意味が違う。しかるに後には段々それがひどくなって来て、我が神明穢れを忌み給うという思想に付会して、肉食は血腥く、神がその穢れを嫌ってこれを近づけないという事になって来た。しかもなお同じ肉食殺生といっても、相手によってその罪に軽重があるとされていた。獣類を殺し、その肉を喰うことは、鳥類魚類を殺してこれを喰うよりも罪が深い。鳥類を殺し、その内を喰うことは、魚類を殺してこれを喰うよりも罪が深い。これは人情から出発したもので、獣類や鳥類は、いかにも殺されるのを恐れて、明らかに苦しがる事がよく人の目にも見られるが、魚類はそれ程でない。そこで同じ殺生と云っても、魚類は一番罪が軽く、獣類は一番重い。中にも人間に親しいものとか、近いものとかは最も罪が重いわけである。したがって、肉食を忌むようになっても、魚肉を食うことはそれ程ではない。鳥類も或る程度までは許されたが、獣類すなわち四ツ足に至っては、絶対に禁ぜられた。