Japanische Klassiker mit Furigana
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あしのないおとことくびのないおとこ
足のない男と首のない男
Lesen Sie 足のない男と首のない男 (あしのないおとことくびのないおとこ) von Sakaguchi Ango (坂口 安吾) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.095 Zeichen · 8 Bildschirme
にしろ細い鉄棒をふり廻して低気圧の子供ぐらゐは年中まき起した筈であつた。
大将だの大臣の正体がバクロされて檻につながれ、世は変り、こゝに郡山千冬も真人間となる時がきたので××社の編輯記者となり、この雑誌社は裏街道ではないやうで、どうやら人間の表街道へ現れるに及んで、なるほど世の中は根柢的に変つたんだなアと私は彼を眺めて世のたゞならぬ大変転に気付いたのである。
先日××社の座談会で、私は喋る方であり、郡山は喋らせる方で、二本のウヰスキーをとりだしたから、オイ命の方は? と私が大いに慌てると、先生もきまり悪がつて、冗談ぢやないよ、××社が買ふウヰスキーぢやないか。昔は郡山先生が手がける酒は命にかゝはるものにきまつてゐた。然し、世は変り、あに世の変りを信ぜざるべけんや、即ち私は新日本の生誕を信じる故に敢然グラスをとつて強かあふり、今日も尚生きてをり、世の一大変転を命をかけて実証するに至つた。郡山君、講談倶楽部を焼きたまへ。