Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
からだ
躯
徳田 秋声
Lesen Sie 躯 (からだ) von 徳田 秋声 (とくだしゅうせい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.857 Zeichen · 14 Bildschirme
になっているんで……。
その日は、それで一里のあいだ皆さんに送って頂いて、後は車に積んで元町まで持込んで来ました。
その翌日が愈々此処で葬礼と云うことなんで、その時隊の方から見送って下さったのが三本筋に二本筋、少尉が二タ方に下副官がお一方……この下副官の方は初瀬源太郎と仰也って、晴二郎を河から引揚げて下すった方なんでござえして、何かの因縁だろうから、殊に終まで面倒を見てやれと云う連隊長からのお言葉だったもんですから、まア色々とお世話をして下すったんですよ。
その日の骨あげには、兵士一小隊見送りに来る筈でござえしたが、これが丁度九月の二十一日で、二十五日には×××の連隊もいよいよ戦地へ出発しなくちゃならねえんで兵士を繰出している訳にいかねえで、それだけお廃めになりましたがね、それでも四十人だけ手のすいてる方が、寺まで来て下すったと云う話でござえしたよ。それから此方じゃ、区長、兵事掛。兵事義会の重立ち、何でも礼服を着た方が三方か四方送って下すった。
職業は瓦屋でござえんすけれど、暫らくでもお上の役を勤めていたばかりで、大層お手厚い葬礼でね。此方とらの餓鬼が、屋根から落ちて死んだって、誰方か何といって下さるものけえ。