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Japanische Klassiker mit Furigana

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きんじせいろんこう

近時政論考

陸 羯南

Lesen Sie 近時政論考 (きんじせいろんこう) von 陸 羯南 (くがかつなん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 49.995 Zeichen · 98 Bildschirme

Aozora Bunko

今この二政論派を汎評するときは政法上において国権派は急進家にして国富派はむしろ漸進家たるに似たり、両派ともに進歩主義なりといえどもいまだ立憲政体の主張者たるには至らざりき。

第二 民選議院論

戊辰の大改革はある点においては新思想と旧思想の調和に起これり。ある点においては主戦論と主和論との譲歩に成れり。されば維新以後の功臣政府にこの二分子の存在すること自然の結果なりというべし。学者間において政論の二派に分かるる以上は、その反照として政事家間にもまた隠然両派の党を生ずるに至らん、何となれば当時の政事家はとくに知識の供給を学者輩に仰ぎたればなり。明治七年に至りて一派の急進論者は突然政事家の社会より出で来たれり。これより先、時の廟議はすでに国権派と内治派との二大分裂を孕み、しばしば政事家間に衝突を起こしたりという。明治四年廃藩置県の業成りて後、内治派の巨擘たる岩倉公は欧米回覧の企てをなし、木戸、大久保、伊藤の諸官を率いて本国を去れり、ここにおいて廟堂は西郷大将をはじめ副島、江藤、後藤、板垣の諸参議を残し、ほとんど国権派の世となれり。勝、大木、大隈の諸政事家はこの間もっぱらその主任の政に鞅掌し、廟堂の大議は多くかの人々をもって決定せしにあらざるか。