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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶくぶくながながひのめこぞう

鈴木三重吉童話集

鈴木 三重吉

Lesen Sie 鈴木三重吉童話集 (ぶくぶくながながひのめこぞう) von 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 58.287 Zeichen · 119 Bildschirme

Aozora Bunko

ぶくぶくは、

「ゴホン/\、ゴホン/\。」と、せきつづけにせいて、とうとう何千人という騎兵を一人ものこさずはき出してしまいました。その一ばんしまいにとび出した兵たいは、戸まどいをして、ぶくぶくの鼻の穴へとびこんで、もがいていました。ぶくぶくは、

「ちょッ、うるさいね。」と言って、クシャンと、くしゃみをしました。するとその兵たいは、ぱたんと鼻の穴からふきとばされて、馬と一しょにころ/\ころがりながらにげていきました。

御殿では王子と王女との御婚礼の式をあげることになりました。

それで、王女のお父さまの王さまにも来ていただかないといけないというので、王子はいそいで長々をおつかいに出しました。長々は例の足でひょい/\/\と、一どに一里ずつまたいで、じきに向うの王さまの御殿へ着きました。

見ると、さっきの兵たいたちは、馬でにげて行ったくせに、まだ一人もかえりついていませんでした。

長々は先に着いたのを幸に、王さまに向って、兵たいの大将の命を許しておやりになるように、よくおねがいしてやりました。それでないと、大将は王女をとりかえさないで空手でかえって来たばつに、きっとくびをきられるにきまっていました。