Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
れいこんだいじゅうごうのひみつ
霊魂第十号の秘密
海野 十三
Lesen Sie 霊魂第十号の秘密 (れいこんだいじゅうごうのひみつ) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 43.100 Zeichen · 86 Bildschirme
それは彼の考えで設計したセンチメートル電波の送受信装置であった。
この装置の特長は、雑音がほとんど完全にとれる結果、受信の明瞭度がひじょうに改善され、その結果感度が一千倍ないし三千倍良くなったように感ずるはずのものだった。
その外にも特長があったが、ここではいちいち述べないことにする。
その受信機は組立てられると、小屋の中にある金網で仕切った。奥の方に据えられたあらい金網が、天井から床まで張りっぱなしになっているのだ。その横の方が、戸のようにあく、そこから中へはいれる。その仕切りの中の奥に台がある。その上に例の受信機は据えられた。送信機の方は、もっとあとにならないと組上がらない。
パネルは、金網の上に取付けてあった。受信機とパネルの間には、長い軸が渡されてあった。金網の外で、パネルの上の目盛盤をまわすと、その長い軸がまわって、受信機の可動部品を動かすのである。
金網はもちろんよく接地してある。だからパネルの前に人間が近づいて、目盛盤をまわしても、受信回路の同調を破ったり、ストレー・フィールドを作って増幅回路へ妨害を与えたりすることはない。この金網は、じつは天井も床も四方の壁をも取り囲んでいて、つまり受信機は大きな金網の箱の中に据えられているわけだ。