Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

由「冗談じゃアねえ、盲目馬では困るねえ」

馬「盲目でも歩くよ、此の道は一筋道だから心配はがんしねえで」

由「驚いたねえ、盲目馬の杖なし、大丈夫かねえ」

馬「大丈夫だが、只牛が来ると困るねえ」

由「おいおい牛が何処から来るえ」

馬「なアに牛がねえ、米エ積んだり麁朶ア積んだりして大概信州から草津沢渡あたりを引廻して、四万の方へ牽いて行くだが、その牛が帰って来る、牛を見ると馬てえものは馬鹿に怖がるで、崖へ駈込んだりしやす、たまげて此の間もお客さんを乗せたなりで前谷へ駈込みやアがった」

由「冗談云って、人間を乗せたなりで谷川へ駈込まれて耐るものか」

馬「なに貴方、滅多にはねえ大丈夫だが、先月谷川へ客一人打込んだが、あの客は何うしたか」

由「コウ冗談云っちゃアいけねえ」

馬「ハイ/\/\」

と中の条を降りまする、左方へ曲ると沢渡右方へ這入ると彼の四万の道でございます。是から折田へ一里、折田を離れて下沢渡へ参ると、是迄中の条から二里でございます。六七年以前より新道が開け、道も大きに楽になりましたが、其の折は未だ道幅狭く、なだれ登りに掛ると、四方を見ても山また山でございまして、中を流るゝ山田川、其の川上は日向見川より四万川に落る水で有りますから、トツ/\と岩に当って砕ける