Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

奴があるので、それが種になって段々お癪になったのだから、お癪を癒そうてえので……お癪てえば今来た娘も癪持に違えねえ」

幸「何故」

由「なぜったって此処の湯は癪に宜しいから、癪を癒しながら働きに来て居るので、働きと云うような身分じゃアないが、只病気には敵わぬから余儀なく働き、運動かた/″\斯うして居ると云うのではありませんか」

幸「そんな奴があるものか、鯉こくを持って来るぐらいに運動てえ事があるものか」

由「けれども……オヤ是れはお出でなさい」

女「誠に遅くなりました」

四十

由「おや先刻から待って居ました、遅くっても結構、鯉こく結構、これは不思議で」

女「これは誠においしくは御座いませんが、召上るように」

由「此方の家からかえ」

女「いゝえ鈴木屋からで」

由「そうで、鉄火煮は恐れ入った……貴方の様な別嬪にお酌をして貰うのを楽しみにして来たので、貴方の居るのを知って来たので、貴方が居ないと伊香保から此処まで来はしません……貴方苦笑してはいけません、何うもお品が好うがすな、何か云うとこう苦笑いなどは恐れ入りますねえ」

幸「姉さん、此の人はお饒舌で失敬な事を言うから腹ア立っちゃアいけません」