Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
孫の布卷吉と云うものを亀甲万へ奉公にやって置き、孫に会いに参ったのでございます。
佐「これは詰らん物だけれども、宜い物を上げたって何も彼も御不自由のないお宅だから、是だけお祖父さんが持って来たから、旦那様へ上げておくれよ、お前何でも能く辛抱して、然うして、宜いか、何も私がお前に過して貰おうてえのじゃアねえが、奧木の家を相続するのはお前より他にはねえから、奉公は辛い、辛いものだけれども詰りお前の為だ、取分け朋輩衆も多かろうから、番頭さん始め若い衆から朋輩衆の機嫌を取損わねえようにして、怠りなく旦那さまを大切に為なければならねえよ」
布「お祖父さん、私は奉公が厭になりましたから、今日直に足利へ連れて帰って下さいな、誠に御無理な事を云うようでございますけれども、今日お前さんのおいでなすったのは幸いでございますから、何卒お暇を戴いて帰り、私はお祖父さんの傍に居とうございます」
佐「お前は私の顔を見ると其様な事ばかり云う、それだから私は滅多に顔出しをしないのだ……それは辛らいさ、辛いけれども何様な人だって奉公を為て、他人の中を見て其の苦しみをして来た