Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
義が有って態々推参致したる理合と云うは内々の事で、何うも御尊父さまの御腹立の処は予て承知致し罷り有るが、実は茂之助殿の儀に就いて奈何とも詮術有る可からざる処の次第柄に至りまして、何とも申し様も有りません」
佐「えゝ彼は魔がさして居りますから頓と宅へは寄せ附けません、子は無い昔と諦めて居りますなれども、嫁に至っては如何にも孝心な者でござって、少しも悪い顔を致さず、誠に私を真実の親のように大切にしてくれますから、彼んな白痴者は要りません、最うおくの一人で沢山でござる、孫も追々成人しますから、田地其の他所持の財産は皆孫等に譲り与えて奧木の相続を致させますから、貴方決して彼には構わんで下さい、金円の儀は聊かたりとも御用立下さらんが宜しい、お心得のため申上げ置きます」
三「へえ……さて何うも此処に於て謝せずんば有るべからざる事件が発して、如何とも恐入り奉ります儀で」
佐「ムー何んで、何事でござるか」
三「誠に何うも申し悪いが、何時までぐず/″\匿しても居られませんから一伍一什申上げる儀でござるが、実は彼の婦人の手を切るに三十円と云う訳で、段々先方へ掛合った