Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
のを見附け、
茂「おい布卷吉」
布「いやアお父さん能く来たねえ、お母さんがね案じて居るよ」
茂「あい……誠にお父さんは面目ないから、お前からお母さんに詫言を云ってくれ、お祖父さんは何うした」
布「アノ祖父ちゃんはね、恐ろしく怒ってるよ、お祖父ちゃんはね、アノ彼んなやくざな者は無い、駄目だって、アノ芸妓や何かに、アノ迷って、アノ此んな大切なお金を費うようなものは愚を極めたんだって、それだから迚も此の身代は譲れないから、汝の親父は寄せ附けないって、アノ坊が大きくなると此の身代は悉皆坊にやるから、彼奴を親と思うじゃア無い、お母ばかり親と思って勉強しろってね、それから学校へ往くの」
茂「私はお前のお祖父さんにもお母にも面目無い、私はもう縁が切れて居るから他人のようなものだが、只た一目お前のお母に逢って詫言を為たくって、お父さんは態々忍んで来たんだが、ちょいと内証でお母を呼び出してくんな」
布「呼び出せってお母は来やアしないよ、お父さんに内証で逢うと、然うするとアノ誰も彼も家に置かないとお祖父ちゃんが然う云ってるのだから、お母さんに来いたって、お父さんには逢えないよ」