Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
のが附いて居ながら、事の済んだ暁には何とか詫言をして家へ出這入りの出来るように為そうなものだ、それとも私がお父さんに悪く取做しでもして居や為ないかと、貴方が腹でもたてゝいやアしないかと、そればっかり心配して居やしたよ」
と云われて、流石の茂之助もおくのの貞実に感動され、暫く泣き沈みました。
茂「アノー誠に何うも面目次第もない、もう此処が辛抱の仕処だから、私は一生懸命に稼いで親父に確とした辛抱の証を見せて家へ帰る積りだが、もうあの女には懲々したから真面目になって夫婦仲善く可愛いゝ子の顔を見て暮そうと云う心になったよ、併し只辛抱するったって親父が中々得心しまいから、横浜へ往って、少し商売の取引の事が有るから往く積りだ、これまで私は馬鹿を為て拵えた借財をお前が内証で払ってくれた借金の極りも附けなければならないから、是非横浜へ往きたいのだが、何うも身装が悪いと衆人の用いが悪いから、羽織だけは他で才覚したが、短かい脇差を一本お父さんに内証で持って来てくれねえか」
十四
くの「脇差なんぞを差さねえでも宜いじゃア有りませんか」
茂「脇差を差さねえと人の用いが悪い