Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
やま「お嬉しゅうございますわ、私も此の橋本にお目に懸ったのですが、昔のことを仰しゃると面目次第もない、どうもねえ……娘が芸妓をして、娘は貴方それ七歳の時に御覧なすった峰と申す娘で、誠にこれが芸妓をして私は誠にもう面目ない葭簀張の茶見世を出して、お茶を売るまでに零落れました、それから見ればお岩様なぞは此方様のお側だから何も御不足はないので、まア/\結構でございます」
岩「はい実に苦労しても貴方お屋敷と違ってね、それに殿様があゝ云う訳にお成りなすったから、何うすることも出来ませんで、思いがけないまた外に苦労がございまして」
由「これは妙でげす貴方、此方は」
やま「はい此方さまは駿河台のソレ胸突坂に入らっしゃった殿様のお二方目のお嬢さまでございます」
二十八
幸「どうも思い掛けない、不思議な御縁付で」
やま「御縁付はまだお極りにはなりませんので」
岩「へ、まだ御婚礼は済まないので、誠に生涯お一人で暮したいなぞと心細い事を仰しゃるから、私がお附き申しては居りますが、そんならって御姉妹でありますので、宅の方の極りが着けば何うでも斯うでも此方様はお姉さまの事ですから、極りが着こうと思って、只今はお一方で入らっしゃるので」