Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
事がねえから何だか分らねえから印形捺いて段々廻すだ、時々聞きに来いなんど云うが、郡役所だって一里半もあるので、其処まで参るには商業を休まなければなんねえだから、聞きに往く訳にはめえりませんよ」
巡「どうもはや分らぬ奴……参れ」
市「参れませんよ」
巡「なぜ参らぬか」
市「なぜ参らぬだって、貴方私が悪くアねえのだに、先に打ちやした奴を先へ連れて往くがいゝのだ、私ばかり悪いからって連れて行くてえなア無理な話で」
巡「どう云う理由で此の谷へ打込んだか、それを申せ」
市「はい打込んだってえ、私を打ったゞからよ」
巡「じゃが理由なく貴様を打つという事もあるまい、貴様に悪い事があるから向うでも打擲したのだろうから隠さず云え」
市「隠すも何もねえ、此処な家へ来て芸妓が来ねえって皿小鉢を投って暴れるので、仕方がねえから、私用があって此家え来て居りやんしたが、見兼て仲へ這入った処が、私胸倉ア捉るから、仲人だと云うのに聞入れず私を打ちに掛ったから、まご/\すると打たれるから引外したら蹌けたので」
巡「また左様云う悪い者があったら手込に谷川へ打込む事はならぬ、すぐ派出も在る