Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

幸「だけれども、あのくらいの橋を架けるのだから、どの位の入費だか知れねえ、だが景色は段々離れる方が由さん、好いたって、実にどうもないねえ、有難い…女中さん早くしておくれよ……えゝ、これから四里八町というから」

由「私は馬をいたゞきたいが、馬に乗って捉ってヒョコ/\往くなア好い心持で、馬をねえ……女中さん」

女「ヒエ」

由「馬を一匹、四万まで行くのだから帰り馬の安いのがあったら頼んでおくれ」

女「毎日何かえりも行ったり来たりして居りやすから、もう直が極って居るでがす、六十五銭でがんす」

由「六十五銭は高いねえ」

女「高えたって極って居るのでがんすから、その代り楽でねえ、坂へ廻ってはハア道がハアえらいでねえ、急の坂ががんすから、此処から折田へ出る道が極って居て楽でがんす」

由「じゃア姉さん、馬は暴れねえのを頼んでおくれ、いゝかえ馬に附ける物があるから、間違えちゃアいけねえよ……何しろ虻が大変で……あゝ玉子焼が出来た、おゝ真白だ」

幸「白身ばかりは感心だ」

由「じア喫ってみましょう………これは恐入ったね、中々柔かで仕末にいけません、姉さん、此の玉子焼は真白だねえ」