Japanische Klassiker mit Furigana
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めしまつま
飯待つ間
正岡 子規
Lesen Sie 飯待つ間 (めしまつま) von 正岡 子規 (まさおかしき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.525 Zeichen · 126 Bildschirme
試にその顔の恰好をいうと、文学者のギボンの顔を飴細工でこしらえてその顔の内側から息を入れてふくらました、というような具合だ。忽ち火が三つになった。
何か出るであろうと待って居るとまた前の耶蘇が出た。これではいかぬと思うて、少く頭を後へ引くと、視線が変ったと共にガラスの疵の具合も変ったので、火の影は細長い鍵のような者になった。今度はきっと風変りの顔が見えるだろうと見て居たけれど火の形が変なためか一向何も現れぬ。やや暫くすると何やら少し出て来た。段々明らかになって来ると仰向に寐た人の横顔らしい。いよいよそうときまった。眼は静かに塞いで居る。顔は何となく沈んで居て些の活気もない。たしかにこれは死人の顔であろう。見せ物はこれでおやめにした。
〔『ホトトギス』第三巻第四号 明治33・1・10〕