Japanische Klassiker mit Furigana
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ろじんさん
魯迅さん
内山 完造
Lesen Sie 魯迅さん (ろじんさん) von 内山 完造 (うちやまかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.269 Zeichen · 17 Bildschirme
その晩、十八日の晩の夜中に、どうも形勢がいよいよ悪いので、三人目の弟の周建人をよびにやって、奥さんと子供とその三人がついていた。ぼくはちょっと家へかえったその間です。魯迅さんは死んだ。
魯迅さんの最後の手紙は記念館にありますが、
「老板几下、意外ナ事デ夜中カラ又喘息ガハジマツタ、ダカラ、十時頃ノ約束ガモウ出来ナイカラ甚ダ済ミマセン。御頼ミ申シマス、電話デ須藤先生ヲ頼ンデ下サイ。早速ミテ下サル様ニト。L拝 早々頓首」
これが絶筆なんですよ。この朝、まだ、日記をかきかけているんです。日附だけでしたが。
最後はそう苦しまなかった。平塚雷鳥さんの良人奥村博さんが上海に来てましてね、その朝ちょうどぼくの店へ来た、魯迅さんが死んだといったら、それはぜひ一つ、お悔みにいきたいというので一緒に連れていった。スケッチをしました。それが今、あちこちに出ている色彩の入っているスケッチなんです。
魯迅さんの遺骸は十九日の午後、膠州路の万国殯儀館にうつされて二十日朝から二十二日出棺まで告別の行列がつづいた。しかし政府の役人とか自動車で来るような富豪は一人もなかった。二十二日午後二時殯儀館を出た葬列はおよそ六千人の青年男女が粛々として万国公墓に向った。