Clásicos japoneses con furigana
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あるはいまつのどくはく
ある偃松の独白
中村 清太郎
Lee ある偃松の独白 (あるはいまつのどくはく) de 中村 清太郎 (なかむらせいたろう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 132.905 caracteres · 262 pantallas
四 鑓ガ岳の鶴首と双鶏
それは前記の如く、農法の改良によるものと思われる。
観望の範囲はまず北城村一円であろうが、北によっているだけ、森上附近が最も力強く明瞭である。なお南小谷の一部からも望見できるかと思う。
蓮華乗鞍の種蒔き爺さんの挿図
四 鑓ガ岳の鶴首と双鶏
前記、大出の松沢元太郎氏から教えられた珍らしい雪形で、やはり今まで全然世の中から隠されていたものだ。私なぞ夢にも知らなかった。それも当然で、地元でも知らぬ人が多く、たとえ名を知っているにしろ、異説ふんぷん、確実にその所在を心得ている人は、代馬や種まき爺さんに比べて、段ちがいに少ない。打ちすてて置けば、遠からずわからなくなったかも知れぬ、末期の際にきていたらしい。
これらの幻像の出るのは、鑓ガ岳の南に続く大雪田、土地の人がお出ッ原とよぶ所で、鑓から温泉にくだる夏道はその北寄りに通じているが、雪形は反対の南側、奥不帰の方へよった辺りに出る。ここはどうも一つの大きな圏谷(氷河遺跡)ではないかと、私は前からひそかに考えていたのだが、近ごろ辻村太郎博士からの私信で、この地の新しい氷河論を承って、はなはだ愉快にたえなかった。鶴首の雪形は、そのカールの南の側壁の一部をなし、全く鶴の首らしく長い嘴を持っている。