Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lee 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 290.735 caracteres · 566 pantallas
も「薔薇の花その古は白かりき、神の血に染み紅く咲くてふ」とやらかした、回教徒伝うらく回祖天に登る際額の汗堕ちて白薔薇、他の所より落した汗が黄薔薇となったと、また古ギリシア人伝えたはヘーラ睡れる間その夫ゼウス幼児ヘラクレス(ゼウス神、チーリンスの王アムフィトリオーンが軍に往った不在に乗じかの王に化けその後アルクメーネーに通じ生むところ、故にヘラクレス人間に住んだうち常にヘーラに苦しめらる)をしてヘーラの乳を吮い不死の神力を禀けしめた、ところが吮う力余り強かったので乳出過ぎて口外に落ち百合となったとも銀河となったともいう、その百合の花非常に白きを嫉んでヴェヌス女神海波の白沫より出現し極浄無垢の花の真中に驢の陽根そのままな雌蕊一本真木柱太しく生した、しかしその無類潔白な色を愛で貞女神ヘーラまたジュノンおよびスベスの手にこの花を持つ、それと同時に件の陰相に因んで好色女神ヴェヌスと婬鬼サチレスもこの花を持つ(グベルナチス、巻二)。ここに言える百合は谷間百合(きみかげそう)だともいう、耶蘇徒は聖母がキリストに吮わせた乳少々地に堕ちてこの草になったと伝う(ベンジャミン・テイロール『伝説学』