Clásicos japoneses con furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lee 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 138.733 caracteres · 274 pantallas
のは当にならないから、桐油を掛けて往きなと云って、鹽原と大きく書いてあるのを掛けてやりますから、見違える気遣いは有りません、多助が馬を引いて帰って来る時、桐油を見当に庚申塚辺でむちゃくちゃに斬り殺して、お屋敷に帰り、知らん顔をしていて下されば、此方では試し斬りにでも逢ったとか何とか云って極りが付いてから、丹三さんをよこして下されば、三百石持の主人、それに未だ些とは貯えもございます」
丹「跡方の知れるような事が有ってはならんよ」
かめ「大丈夫でございます」
と云われて、そんならばと庚申塚に身を潜め、多助の帰りを待受けて斬殺す了簡になりましたが、誠に不届な奴でございます。其の日は丹治父子が帰り、扨五日になりますと、多助は何にも知らず馬を引いて諸方を歩いて、夕方帰ってまいりました。
かめ「アの御苦労だが、追々秋ぐちは用が多いから、直に小麦を積んで往って来ておくれ、また降るといけないから桐油を掛けていきな、あの新しい方がいゝよ」
と云われ、多助は「はい」と云いながら、曳慣れたあおという馬を曳いて御城下の元村へ参りまする。道は三里あまりで、上下六里の道でございますから、何程急いでも只今の十時、其の頃の四ツ余程※(「廴+囘」