Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N3. Toca una palabra para ver el significado.

N3 · intermedio · kanji y kana modernos · 25.679 caracteres · 52 pantallas

Aozora Bunko

三月十二日

三月十四日

Yの腸、さすが大腸カタールなり。はかばかしくなし。

不安であったり、何だ□もう半月以上になるのにまだよろしからず。

床について居たので「大菩薩峠」を買って来たら、よむことよむこと、よむことよむこと。

三月十二日(金曜)

老松館へ引越しは延期

Yの腸の工合並に動きたくなさから。

三月十四日(日曜)

ピリニャークの「イワン・ダ・マリヤ」。

ロープシンの「黒馬を見たり」と自ら比較す。ステプニャーク、いかにも革命の中に青年となったらしき作品。

ロープシン、その前から生存し、違った生活の様式と、違った目標とで生きて来た人――ピリニャークは、革命状態が彼として知って居る生活そのものの全部で、他に life of today を知らない者。そこに二人の作家の違いがある。

ロープシン、理想をもたずに革命は見られぬ人、そこに悲しみ、英雄主義、センチメンタルがある。ピリニャーク、平たく現実と見る。辛くても何でも今日の生活とはこういうもの。――日本の作家がデーリーライフを書くそれと同じデーリーライフの書かれたもの。

ピリニャークは、非凡な作家か? 技巧に於て。――全ロシアの揺れ動き、動乱を感じて居る人々の感情を描ける点に於て。