Clásicos japoneses con furigana
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
Lee 植物記 (しょくぶつき) de 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 165.848 caracteres · 327 pantallas
今その花の一を廓大して示せば第九図「イ」の如し。花中に六雄蕊ありて花穎ならびに※穎の内部に出ず。同図中「ロ」は雌蕊の全体にして「ハ」は被鱗の一なり。
「第八図」のキャプション付きの図
第八図
「第九図」のキャプション付きの図
第九図
日本中部以北の深山中にチマキザサと称する笹あり。その葉最も闊大にして本邦内地産の竹類中最も大形の葉を有するものなり。越後高田より飴を包みて出すはこの笹の葉なり。この種の花はクマザサとほぼ相同じ。またネマガリダケあり、越後にてジンダケという。その筍は味美なり。シャコタンチクもまたネマガリダケの一品にしてその稈に斑紋あり。内地産クマイザサの稈に斑あるものはこれをシャコハンチクという。
第十図はスズダケ一名ミスズの花なり。この竹は南は九州より北は北海道に亙りて産し古来有名の笹なり。殊に信濃の産名あり。これ古歌に出ずるに因るなり。その稈は編みて敷物としまた竹行李に製す。よく果実を結ぶ。すなわち竹米にして往々収穫多し。山民貯えて食料に充つ。その穀粒の状図中の「ホ」の如し。その「ヘ」はこれを廓大して示したるものなり。花序の相貌は図中「イ」