Clásicos japoneses con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lee 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 159.974 caracteres · 317 pantallas
と漸(ようや)く都鳥の店へ来て、
森「表は人が立つといけねえ、連れて来た人は少し怪我人の様な病人の様な変な者だが、薄縁(うすべり)か何か敷いてくんねえ……おい友さん腰を掛けねえ」
友「へえ/\」
森「確(しっか)りしねえ」
友「確りたって私は半分死んで居ります」
森「そんな事を云ったって分らねえ、どうしたのだ」
友「百両が三百両になりました」
森「それは結構じゃアねえか、殖えたのだ」
友「初めは私が勝ったので、二度目が負けたので、企(たく)んだのだ、お村様と云えと云います」
森「何を云うのか分らねえ、困るな、水を一杯(いっぺい)飲みねえ」
友「どうせ川へ這入れば水は沢山(たんと)飲めますから入りません」
森「しょうがねえな、どう云う訳だ、お前(めえ)も本所の旦那の子分、己も子分だ、旦那が表へ出られなくっているのに子分が本所へ来て恥辱(けじめ)を食って、身を投げるとはどういう訳だ、旦那は子分が喧嘩で負(ひけ)を取っては見てはいられねえ、お前(めえ)の敵(かたき)は己が取るから相手を云いねえ」
友「相手は剣術遣(つか)い」
森「なに、それじゃア己にはいけねえが、誰だ」