Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lee 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 289.044 caracteres · 575 pantallas
読者というものは、つまり歴史の積極なものという意味でしかないのですものね。それに対して自分は何を寄与しているかという確信、それ以外に仕事をさせる力はないのですもの、それ以外に仕事をさせられないことを堪える条件はないのですもの。
十三日の手紙。
カレンダーと云えばね、今あるような柱暦、今年はないかもしれないのですって、実に不便ね。私は月めくりを茶の間の柱の時計の下にかけておいてね、用のある日のまわりに鉛筆でわをつけて居ります。だから坐ってみると一目でわかっていいのに。日めくりなんかだと本当に困るわ。
月曜の午後来てもいいと。あら。あら。では安静は? ずるやね。私はかぎつけていたのよ。きょうからどうせ開始の予定ですから読み了り参ります、丁度用もあるし、お金をもってゆく(そちらへ、よ)シーツもどうやら出来ましたし。
そうね、もう僅で本年も終ります。
多賀ちゃんのこと。多賀ちゃんが一番ためになったのは、私が若い女のひとの生活上の様々の点で、肉親であるとないとにかかわらず出来る限りしていい範囲のことはしてやるということを学んだことでしょう。あのひとのこれまでの圏境は、何かためにいいからか義理があるかしなければ、人にしてやるということを考えない中で育って来て、自分に対してされる親切も、つまりは若い女として自分の可能