Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
るこうしんそう
縷紅新草
泉 鏡花
Lee 縷紅新草 (るこうしんそう) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 24.566 caracteres · 48 pantallas
青空、青山、正面の雪の富士山の雲の下まで裾野を蔽うといいます紫雲英のように、いっぱいです。赤蜻蛉に乗せられて、車が浮いて困ってしまいました。こんな経験ははじめてです。)と更めて吃驚したように言うんだね。私も、その日ほど夥しいのは始めてだったけれど、赤蜻蛉の群の一日都会に漲るのは、秋、おなじ頃、ほとんど毎年と云ってもいい。子供のうちから大好きなんだけれど、これに気のついたのは、――うっかりじゃないか――この八九年以来なんだが、月はかわりません。きっと十月、中の十日から二十日の間、三年つづいて十七日というのを、手帳につけて覚えています。季節、天気というものは、そんなに模様の変らないものと見えて、いつの年も秋の長雨、しけつづき、また大あらしのあった翌朝、からりと、嘘のように青空になると、待ってたように、しずめたり浮いたり、風に、すらすらすらすらと、薄い紅い霧をほぐして通る。
――この辺は、どうだろう。」
「え。」
話にききとれていたせいではあるまい、お米の顔は緋葉の蔭にほんのりしていた。
「……もう晩いんでしょう、今日は一つも見えませんわ。前の月の命日に参詣をしました時、山門を出て……あら、このいい日和にむら雨かと思いました。