Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas

Aozora Bunko

曲「あゝ危うごぜえやす、鼻の先へ刀を突付けちゃア……どうぞ御勘弁を」

梅「これ、手前が幾ら隠してもいかん事がある、手前は谷中三崎の屋敷で松蔭の宅に居た奴であろうな」

曲「へえ」

梅「もういけん、此書は松蔭から何者へ送るところの手紙か、又他から送った手紙か、手前は心得て居るか」

曲「へえ」

梅「いやさ、云わんければ手前は嬲り殺しにしても云わせなければならん、其の代り云いさえすれば小遣の少しぐらいは持たして免してやる」

清「そうだ、早く正直に云って、小遣を貰え、云わなければ殺されるぞ、さ云えてえば(又打つ)」

曲「あゝ痛うごぜえます、あ危うございます、鼻の先へ……えゝ仕方がないから申上げますが、実はなんでごぜえます、私が主人に頼まれて他へ持っていく手紙でごぜえます」

梅「むゝ何処へ持って行く」

曲「へえ先方は分りませんけれども持って行くので」

梅「これ/\先方の分らんということがあるか、何処へ……なに、先方が分っている、種々な事を云い居るの、先方が分ってれば云え」

曲「へえ、その何でごぜえます、王子の在にお寮があるので、その庵室見たような所の側の、些とばかりの地面へ家を建てゝ、楽に暮していた