Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas

Aozora Bunko

數「私が最う一つ洒落ようか、是は何うだの、松風は固い岩おこしは柔らかいと云うのは」

五「へえ、それは何ういう訳で」

數「松蔭は堅い男、岩越は柔術家」

五「へえ成程中々ちょっくら分りませんが誠に恐入りました事で、早くお三味線を」

とお座付が済み、後は深川の端唄で賑かにやる大分興に入った様子、御家老も六十近いお年で、初めて斯ういう席に臨みましたので快く大分に召上りました。

數「お前のお蔭で私は斯様な面白い事に逢ったのは初めてだ、実に堪らんな、又た其の中来たいものだ」

大「何うか御在府中御遠慮なくおいで下されば、清左衞門は如何ばかりの悦びか知れません、芸者は孰がお気に入りました」

數「皆宜いの、其の中にも彼が好いの、小まんに雛吉か」

大「彼が御意に入りましたら、今度はお相手に前々から頼み置きまして、呼寄せるように致しましょう」

數「それは誠に辱ない、大きに酔うたな、殿様は御病気での」

大「へえ/\私も大きに心配を致して居ります」

數「併し私が顔を御覧があってから、大きにお力が附いて大分に宜しいと、殊の外お悦びでお食も余程進むような事で」

大「大夫、何ぞお慰みを」