Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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めいじんちょうじ

名人長二

三遊亭 円朝

Lee 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 67.631 caracteres · 134 pantallas

Aozora Bunko

事もあるから、今夜泊ってはどうだえ」

長「へい、有難うございますが、兼松が一人で待ってますから」

柳「親方御免よ、生憎また持病が発って」

長「お大事になさいまし……左様なら」

と急いで宅へ帰りましたが、考えれば考えるほど、幸兵衛夫婦が実の親のようでありますから、それから段々二人の素性を探索いたしますと、お柳は根岸辺に住居していた物持某の妻で、某が病死したについて有金を高利に貸付け、嬬暮しで幸兵衛を手代に使っているうち、何時か夫婦となり、四五年前に浅草鳥越へ引移って来たとも云い、又先の亭主の存生中から幸兵衞と密通していたので、亭主が死んだのを幸い夫婦になったのだとも云って、判然はしませんが、谷中の天竜院の和尚の話に、何故か幸兵衞が度々来て、長二の身の上は勿論両親の素性などを根強く尋ねるというので、彼是を思い合すと、幸兵衛夫婦は全く親には違いないが、無慈悲の廉があるので、面目なくって今さら名告ることも出来ないから、贔屓というを名にして仕事を云付け、屡々往来して親しく出入をさせようとしたが、此方で親しまないので余計な手間料を払ったり、不要な道具を注文したりして恩を被せ、余所ながら昔の罪を償おうとの了簡であるに相違ないが、前非を後悔したなら有体に打明けて、親子の名告をすればまだしも殊勝だのに、そうはし