Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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いくどめかのさいご

幾度目かの最期

久坂 葉子

Lee 幾度目かの最期 (いくどめかのさいご) de 久坂 葉子 (くさかようこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 59.103 caracteres · 121 pantallas

Aozora Bunko

もう会うまいと思っていました。安楽な地帯を求めていた自分のくだらない、いやしい根性を捨てようと思いました。青白き大佐は大人だから、私は安心していることが出来るのです。それに、恋情も愛もないのですからおだやかでいれるのです。然しどんなに不安な気持があっても、どんなにつらい生活でも、鉄路のほとりと共に送り度いと思いました。さて小母様。私は、一軒ののみ屋に借金があったので、丁度父からおこづかいをもらいましたので、はらいに行ったのです。と小母様、そこのママさんが、云うのです。昨夜、鉄路のほとりが一人でのんで行ったと。私はびっくりしました。家では、彼から電話がかかったとは教えてくれませんでした。まさか昨夜来ているとは知りませんでした。私はすぐに駅へゆき、電報をうちました。二四ヒスマヌ アスアサデ ンタノム。私はそれから、研究所の忘年会へ出席しました。ものすごくのみました。鉄路のほとりは、私と青白き大佐が歩いていたのをみかけたのでしょうか。私は、偶然のいたずらに、ひどく気持をくらくして帰りました。どぶろくをたくさんのんだので頭ががんがんし、私はすぐに寝てしまいました。