Clásicos japoneses con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lee 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 125.950 caracteres · 249 pantallas
方が宜い、それでも義理だから伯父を喚んで詰らぬ物でも餞別など致します。これを又市が脊負いまして暇乞をして出立致しました。御案内の通りあれから白島村を出まして、青倉より横倉へ掛り、筑摩川の川上を越えまして月岡村へ出まして、あれから城坂峠へ掛ります。此方を遅く立ちましたから、月岡へ泊れば少し早いなれども丁度宜いのを、長い峠を越そうと無暗に峠へ掛りますると、松柏生茂り、下を見ると谷川の流れも木の間より見え、月岡の市街を振返って見ると、最うちら/\灯のつく刻限。
又「あゝまだ月が出ねえで、真闇になったのう」
梅「ちょっと/\又市さん、私は斯様に暗い処ではないと思ったが、斯様に暗くなっては提灯がなくっては歩けないよ」
又「提灯は持っている」
梅「灯火をお点けな」
又「もう些と先へ行って」
梅「先へ行くたって真暗で仕様がない、全体月岡へ泊れば宜いに、この峠を夜越して来たから仕様がないよ」
又「己も越したくも何ともないわ、えゝ汝がぎゃア/\騒ぎ立てるから彼処の家にも居られず、急ぐ旅ではなし、彼処に泊って彼処の物を喰って居て、お斎に出て貰った物が溜れば、後の旅をするにも宜い、後の旅が楽じゃア、それを詰らぬ