Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 35.462 caracteres · 72 pantallas
五月二十一日
五月二十二日
五月二十三日
五月二十四日
智積院からYが元子供のとき居たと云う大仏の辺を通って、わらんじやにゆく、中井氏夫妻の招待なり。茶室もまがいなれば料理もわるし。蝋燭を見る丈に高い金を払うようなもの。かえりに問屋町Yの兄上の家による。
〔欄外に〕
龍安寺(庭見物)
龍安寺の庭を見にゆく。龍安寺は衣笠山の先にある。
相阿彌造、玄関から入って左手に白砂をしいて、岩だけ海を想わせる形に置いた庭を見た時感あり。銀閣寺よりは遙によろし。
五月二十一日(木曜)
大阪文楽をききにゆく。
〔欄外に〕ノウエン
五月二十二日(金曜)
帰京。
五月二十三日(土曜)
林町にゆく。父上、母上、十五日頃より、九州へ旅行。
留守K、H、S、だけ。
小南、銀行に行ってしらべたが金は間違いようないと云われましたという。それに対して、私はじゃあお前覚えないか、とは云えず。――なかなか見かけによらぬ少年なり。
五月二十四日(日曜)
泊って一時頃神田の丸善でYに会い、日活に蜂雀を見る。グロリア・スワンソン、ネグリ以下なり。一つ喜劇で面白いのがあった。日本の女流に喜劇役者ない、皆せいぜい奇麗なところを御覧に入れたいものばかりなり、それではまだまだ。