Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 79.482 caracteres · 160 pantallas
十一月一日
というのがある。中に珍しくクープリンが何か書いて居るのでなつかしく見たが、すぺるは古いし、何かの綿々たる思い出みたいで面白くもなし。やめる。こんなものをよんで居たら、平さん来。一緒にM氏のところへゆく。妻君、平さん、ヘキエキというが別にわるい女でもない。ただ教養がないから変に物質的に――つまり夫の色彩がじみなのを、野口さんと比較してよいところにすんで居ないから、金がないから、という風に考えるような閉口のところはある。が、平ったい、房々したおかっぱで、若くてきれいでさえある。
Daily Mail を買うことにした。
夜、もやへ手紙41。
十一月一日(金)
今日は何とかフランスの盆故、平さん先生は来ないという。自分は来ると思う。月謝がたまってるのだから。
Daily Mail にボルドウィンが、インド自治問題で社会主義政府をサポートする意志を保守党の賛同を得ないで声明したことが問題になって居る。なかに「プラトニック・フラーテーション・トウ・ソシアリズム」ということばあり。面白い。
先生待ったが来ず。
五時に平さんが来るまで庭をミレットと散歩した。梨が沢山落ちて居る。