Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 102.285 caracteres · 204 pantallas
二月九日
昨日来た、『婦人画報』の記者は、女、大、で一緒であった堀越氏であった。まるできれいになり、華やかになり見違えてしまった。四月に原稿を三十枚と云う。引越しさわぎで「火のついた踵」も、ものになりそうにないから、書くことにする。
○何心なく古雑誌の切れをよんで見たら四十四年の『新小説』で、「南地心中」、草平、三重吉などが書いて居る。
さすが、鏡花だ。草平その他は如何に明治四十四年代の文壇の低級であったかを示す。
Times Literary Supplement の中に“When a writer is completely and even ecstatically conscious of success he has, as likely as not, written his worst.”と云う言葉があり、自分を深く反省させた。
自分の貧しい反省にもそれがある。
二月九日(木曜)
◎今日は山縣さんの国葬で休日。Aと自分、小林さん、上遠からの大工、青山の家で会い、種々たのむ。自分は何にもせず、庭を掃除するAの後について、犬のように歩き廻った。
山縣さんの死は、実に我々の胸に響くことが少い。