Clásicos japoneses con furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lee 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 88.963 caracteres · 176 pantallas
とき、何時でも母親が旨いものを拵えてくれて、肴は沢山はないが、此方はこちらで勝手に遣ります、其方はそちらで勝手にお喫りなさい」
と山三郎は持参の酒を盃に出してぐびり/\飲んで居る。
圖「いやこれは/\どうも、それではどうも折角の心入も無になります、御意には入りますまいが、元より尊君の様なる正道潔白なるお方に差上げまするには、盗取りました穢れた金銀をもって求めました酒肴ではございません、是は主家金森家改易の折、皆々一家中の者が引取ります節に分配しました金子で、それを持ちまして手前共が求めました酒肴でございます」
山「矢張それが穢れて居ります、主家改易で皆々主家を引取るとき金子を分けるなぞというは、最うそれが穢れて居るので、主家改易に際し金なぞを持って出る心が一体穢れて居るのだ、其の分けた金をもって買った物は私はどうも食いにくいから、私は矢張持参の物を此方で勝手に用います」
圖「ではござましょうが、せめて麁酒を一盞だけでも召上って」
山「いや/\、私は勝手に、どれ私がお前さんに酌をしましょう」
と毒酒の方の銚子をさしますから、
圖「それでは恐れ入ります、いえこれは」