Clásicos japoneses con furigana
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ぜにがたへいじとりものひかえ
橋の上の女 ――銭形平次傑作選2
野村 胡堂
Lee 橋の上の女 ――銭形平次傑作選2 (ぜにがたへいじとりものひかえ) de 野村 胡堂 (のむらこどう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 88.573 caracteres · 178 pantallas
「親分、私は、私は」
「お前は自分のしたことが恐ろしかった。お嬢さんにせがまれて明神下へ来たり、勘三郎や甲子松が疑われると、あわててそれも助けてやった」
「私は、私は」
お六は醜い顔を引歪めて、声を殺して泣くのです。
「主殺しは磔刑だ――が、お前は磔刑柱の似合いそうな顔じゃない。――俺は一と晩考えよう。お前という人殺し女をどう始末したものか、逃げたり隠れたりするんじゃないぞ。おい、――明日は」
平次はそう言って通夜の人数の中に立ち交ってしまいました。
その夜のうちに、あの唄のうまいお六は逃げ出してしまいました。高輪の巴屋は名物を失いましたが、臆病者の与茂吉が、綺麗なお絹の婿になって、また新しい名物にされたことは言うまでもありません。