Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
かっこんとう
橘外男ワンダーランド ユーモア小説篇
橘 外男
Lee 橘外男ワンダーランド ユーモア小説篇 (かっこんとう) de 橘 外男 (たちばなそとお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 16.213 caracteres · 34 pantallas
と土瓶の蓋なぞを取って、胡乱そうに中を覗いたりしているのが、何とも滑稽で仕方がなかった。
ともかくグスタフは葛根湯を飲んだ。顰められるだけ顔を顰めて、眼も鼻も口もクチャクチャになくしながら、
「お飲み!」
と私の差し出した茶碗を仇敵のごとくに持ち扱いながら、一口飲んでは首を振ったり顔を背けたり、無理やりに飲み下していた。が、そのたんびに何か込み上げてくるとみえて、慌てて胸を撫で下ろしていた。そこでそろそろと始まってきたわけであった。
「おっ! 俺は一つ君に言っておくのを忘れていた」
ヒェー! とばかりに野郎が飛び上がった。
「薬のことか? 今の薬のことか?」
「そうだ! 一つだけ副作用のあるのを忘れていた!」
途端に神経の顔色が颯と変った。
「だから俺はそんな日本の妙な薬なぞを飲むのは厭だと言ってるのに、医者でもないくせに君が無理やりに勧めておいて! ああ困った、もう吐き出すこともできんし、どうにもならん! 俺は実際、薬の副作用だけは何より嫌いなのだ! AW! SUCKS! これは弱った」
と気の早い男があったもので、碌々聞きもしないうちからもうグンニャリして、椅子に蹲った。