Clásicos japoneses con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas
宜かろうと云って、御酒を下すったが、斯様な結構な酒はお下屋敷にはないから、此の通り徳利を提げて来た、一升ばかり分けてやろう別に下物はないから、此銭で何ぞ嗜な物を買って、夜蕎麦売が来たら窓から買え」
仁「恐れ入りましたな、何ともお礼の申そうようはございません、毎もお噂ばかり申しております実に余り十分過ぎまして……」
大「雪が甚く降るので手前達も難儀だろう、私一人で宜しい提灯と赤合羽を貸せ/\」
と竹の饅頭笠を被り、提灯を提げ、一人で窃かに廻りましたが却ってどか/\多勢で廻ると盗賊は逃げますが、窃かに廻ると盗賊も油断して居りますから、却って取押えることがあります。無提灯でのそ/\一人で歩くのは結句用心になります。或日お客来で御殿の方は混雑致しています時、大藏が長局の塀の外を一人で窃かに廻ってまいりますと、沢山ではありませんが、ちら/\と雪が顔へ当り、なか/\寒うござります、雪も降止みそうで、風がフッと吹込む途端、提灯の火が消えましたから、
大「あゝ困ったもの」
と後へ退ると、長局の板塀の外に立って居る人があります。無地の頭巾を目深に被りまして、塀に身を寄せて、小長い