Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas

Aozora Bunko

大「いや可愛相てえ事はない、手前は菊の肩を持って未練があるの」

林「未練はありませんが」

大「なアに未練がある」

と云いながら、やっと突然林藏の胸倉を捉えますから、

林「何をなさいます」

と云う所を、押倒しざま林藏が差して居ました小脇差を引抜いて咽笛へプツーリ突通す。

林「ウワー」

と悶掻く所を乗掛って、

大「ウヽーン」

と突貫く、林藏は苦紛れに柄元へ手を掛けたなり、

林「ウヽーン」

と息が止りました。是から大藏は伸上って庭外を見ましたが人も来ない様子ゆえ、

大「しめた」

と大藏は跡へ帰って硯箱を取出して手紙を認め、是から菊が書いた起請文を取出して、大藏とある大の字の中央へ(ー)を通して跳ね、右方へ木の字を加えて、大藏を林藏と改書して、血をべっとりと塗附けて之を懐中し、又々庭へ出て、お菊の懐中を探して見たが、別に掛守もない、帯止を解いて見ますと中に守が入って居ますから、其の中へ右の起請を納れ、元の様に致して置き、夜が明けると直に之を頭へ届けました。又た有助と云う男に手紙を持たせて、本郷春木町三丁目の指物屋岩吉方へ遣わしましたが、中々大騒で、其の内に検使が到来致しまして、段々死人を検めますと、自ら死んだ