Clásicos japoneses con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas
宗達も、長くは居られません理由があって、或時お竹に向い、
宗「私は何うしても美濃の南泉寺へ帰らんければならず、それに又私は些と懇意なものが有って、田舎寺に住職をしている其の者を尋ねたいと思うが、貴方は是から何処へ参らるゝ積りじゃ」
竹「何処へも別にまいる処もありませんが、お国へまいれば弟が居ります、成程御家老も弟を連れて、お出は出来ますまい、御帰参の叶う吉左右を聞くそれまではお国表にいる事でございましょうから、私もどうかお国へ参りとうございます」
宗「併しどうも女一人では行かれんことで、何ともお気の毒な事だ、じゃアまア美作の国といえば是れ百七八十里隔った処、私が送る訳にはいかんが、今更見棄てることも出来ないが、美濃の南泉寺までは是非行かんければならん、東海道筋も御婦人の事ゆえ面倒じゃ、手形がなければならんが、何うか工風をして私がお送り申したいが、困った事で、兎に角南泉寺まで一緒に行きなさい、彼方の者は真実があって、随分俗の者にも仏心があってな、寺へ来て用や何かするからそいらに頼んだら美作の方へ用事があってまいる者があるまいとも云えぬ、其の折に貴方を頼んでお国へ行かれる