Clásicos japoneses con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas
男で、無地の羽織を着し、一本短い刀を差し、紺足袋雪駄穿でチャラ/\やって参りました。不図出会うと中国もので、矢張素と松平越後様の好い役柄を勤めました松蔭大之進の忰、同苗大藏というもので、浪々中互いに知って居りますから、
權「大藏さん/\」
と呼びますから大藏は振向いて、
大「いや是れは誠に暫らく、一別已来……」
權「うっかり会ったって知んねえ、むお変りがなくって……此処で逢おうとは思いませんだったが、何うして出て来たえ」
と立止って話をして居りますから、他の若侍が、
若「これ/\權六殿/\」
權「えゝ」
若「お供先だから、余り知る人に会ったって無闇に声などを掛けてはなりませんよ」
權「はい、だがね国者に逢って懐かしいからね、少し先へ往っておくんなせえ、直ぐに往くと殿様に然う申しておくんなせえ、まお前達者で宜い、何処にいるだ」
大「お前も達者で何処に居らるゝか、実に立派な事で、お抱えになったことは聞いたが、立派な姿で、此の上もない事で、拙者に於ても悦ばしい」
權「ま悦んでくんろ、今じゃア奉公大切に勤めているだが、お前さんは何処にいるだ」
大「拙者は根岸の日暮ヶ岡に居る、あの芋坂を下りた