Clásicos japoneses con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lee 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 189.935 caracteres · 379 pantallas
織「いや、己がいなければ宜いが、己がいて其の方を出しては宜しくない」
竹「いゝえ、喜六と私と二人で此処へまいりました積りで、誠に不調法を致しましたと一言申したら宜かろうと存じます、のう喜六」
喜「はい、お嬢様が出れば屹度勘弁します、皆な助平そうなものばかりで」
織「こら、其様なことを云うから物の間違になるんだ」
竹「じゃア二人の積りで宜いかえ、私は手前を連れてお寺参りに来た積りで」
喜「どうか何分にも願います」
とお竹の後に附いて悄々と二階を下りる。此方は益々哮り立って、
甲「さア何時までべん/\と棄置くのだ、二階へ折助が昇った限り下りて来んが、さ、これを何う致すのだ」
と申して居るところへお竹がまいり、しとやかに、
竹「御免遊ばしませ」
甲「へえお出でなさい、何方さまで」
竹「只今は家来共が不調法をいたして申訳もない事で、何も存じません田舎者ゆえ、盗られるとわるいと存じまして、草履を懐へ入れて居って、つい不調法をいたし、御立腹をかけて何とも恐入ります、少し遅く成りましたから早く帰りませんと両親が案じますから、何卒御勘弁遊ばしまして、それは詰らん