Clásicos japoneses con furigana
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
Lee 野草雑記・野鳥雑記 (やそうざっき・やちょうざっき) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 144.016 caracteres · 284 pantallas
二 行々子
ソニは引離して見ればいずれも赤いという意味しかもっていない。始めてこの語を鳥の名に応用した時には、やはり赤ショウビンの方の名であったのを、形状習性のよく似た同類に押拡めていたために、次第に青い衣の里馴れた魚狗が、最も多くソニと呼ばれるようになったとも見られる。もしそうだとすると、元のソニは名を取られたのである。そうして赤ショウビンなどと二重の形容を受けているのである。イブセンの芝居の医師ストックマンの言い草ではないが、数が少ないということは、何かにつけて損だと思う。ソニを尸者とするという有名な神代紀の記事は、我民族の信仰生活の歴史を尋ねる人々のために、相応に重要なる史料である。喪のある家で口寄せを立てて、死霊の言を聴く風習は、今なお田舎には正式に行われている。これと同一の行事が夙に天稚彦の神代にもあったことは、僅かにこの記録によって明かになるのであるが、その尸者が青い衣を着ていたか、または赤々と染めた衣を着ていたかは、今日の学問ではまだ知ることが出来ぬわけである。
二 行々子
近世の俳人たちに、妙に行々子という鳥の名は気に入ったらしく、江戸では殊にこれを句にした者が多いようであるが、一時の流行であったと見えて、『七部集』