Clásicos japoneses con furigana
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やそうざっき・やちょうざっき
野草雑記・野鳥雑記
柳田 国男
Lee 野草雑記・野鳥雑記 (やそうざっき・やちょうざっき) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 144.016 caracteres · 284 pantallas
そうすると自分が前に列挙した今の雀の方言の、オハグロ・クチグロ・フクロ・ヘソクロという類も、仮に口の脇の黒斑を見て、これに名づけたものとしても、既にこういう下染のあった以上、なおさら覚えやすくまた学びやすかった道理である。
そこで問題は既に一つの結論に到着した。私は最初からこの程度以上に、沖縄の言語研究には干渉せぬ考えであったが、ただ一つだけ予め答えて置くべき小問題が残っている。それは沖縄にクラがあって、スズメがどうしてないかということである。その答としては必要がなかったと言ってもよし、流行しなかったと言ってもよい。とにかく現在ないということは、必ずしも知らなかったまたは最初からなかったという証拠にはならぬと思う。
この点は雀を他の小鳥と差別するために、ノキバスズメとかオハグロスズメとか呼んでいたものが、後に半分でも通用することが明かになると、一方は単にノキバまたはオハグロといい、他の一方では弘くスズメといっているのと、同じ事情であろうと思う。クラは発生の時代がスズメより古いか知らぬが、それを証明するにはまた別の方法が入用である。単に早く分立した南北の方言に、共通していたというのみを以て、そう推定するわけにも行くまいと思う。